世界で挑戦を続ける企業にとって、自由で開かれたグローバルマーケットの安定性は企業の成長・発展に必須のものですが、昨年はなかなか収束しないコロナ禍に加え、ウクライナへの侵略戦争の勃発、さらには世界主要国の景気停滞によりグローバルマーケットが収縮し、東輪堂のお客様と、そのグローバル展開を支える当社にとって、強く厳しい逆風となりました。
このような逆風の中ではありましたが、東輪堂はコアビジネスである日英翻訳・多言語翻訳をベースに前工程である和文/英文テクニカルライティング、さらに後工程である多言語DTP/動画・CG等のビジュアルコミュニケーションサービス/印刷までの全プロセスを一気通貫の仕組み(ONE STOP MULTISOLUTION)によって解決する体制を充実させ、名実ともに総合ドキュメンテーション企業として成長を続けてまいりました。長年にわたり培った知見・技能を活かし、ドキュメントコンサルティング、翻訳管理業務、機械翻訳サービス、CADデータ翻訳などお客様それぞれのニーズバリエーションに見合った派生サービスも続々と立ち上げており、一度ご用命いただければ納得の品質管理、納期管理、情報管理の体制を構築しております。
取り扱い分野・領域も年々拡大を続けており、産業/工業機器、精密機器、自動車/運搬機器、重機、医療機器、医薬、建築、IR、法律、美術、大学、教育、観光、出版等々ハードからソフトに至るまで幅広いお客様のニーズにお応えしております。
さらに、2022年にはDX推進部署を立ち上げ、あらゆる業務プロセスの自動化、AIを活用した品質管理システムの開発を進め、さらなるサービスレベル向上へと日々まい進しており、翻訳サービスの国際規格ISO17100に代表されるプロフェッショナルスキルと最新テクノロジーを積極的に組み合わせることで、お客様にとって最適なサービスを提供してまいります。
今後とも翻訳業界一流老舗ブランドとしての自信と誇りをもち、それぞれのお客様からの信頼獲得と満足度の最大化をめざして、社員とともに力強く歩んでまいります。